やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー1雪乃side 感想(ネタバレあり)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー1雪乃side (著:石川博品、さがら総、天津向、水沢夢、裕時悠示、渡航 イラスト:うかみ、春日歩、切符、ももこ、ぽんかん⑧ 発行:ガガガ文庫)
どうもです!気が向いたらブログを書く人です!お久しぶりですが、気が向いたので書いています。ネタバレ含むのは、ツイッターで言いにくいしね…キーボードを思いのままに叩き続ける快感はなかなかですよw
アニメ派だから原作はまあ買わなくてもいいかって人も、短編集だけでも買ってみてはいかがでしょうか!(もちろん原作も買ってほしいですがw)
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー1雪乃side (著:石川博品、さがら総、天津向、水沢夢、裕時悠示、渡航 イラスト:うかみ、春日歩、切符、ももこ、ぽんかん⑧ 発行:ガガガ文庫)
- あとがき
公式さんからのコメントはちょっと長いので↑↑↑をクリックしてくだせえ。
あれ?編集部ログない…???
アンソロジーとはその名の通り、各作家さんがショートストーリーを書き下ろされているものなので、順番に感想を書いていきます!
「その答えは風に吹かれている。」著:石川博品 挿絵:切符
っなんだこれは!!初っ端から飛ばしすぎでしょ!wいやマジで二度見した。おっとこの話はあとでしますね。
「風」っていうのは、めっちゃ最初の方のテニス勝負で登場した、八幡だけが知っている海風(?)のことです。試合に勝ったが勝負に負けたあの風です。伝…わるかな…。んで、八幡&材木座があの神風を利用して女子のスカートをふわっさせちゃうわけな話です。戸塚にスカートを穿かせたり、奉仕部の2人を統計によって導かれた時間に呼び出してスカートをふわっさせようとするが、いろいろする話です。いろいろあって猫を抱いているゆきのんのイラストがマジで可愛い。
さっきの話に戻ります。
八幡は「チーバくんのことを性的な目で見てる」。真っ赤に発情しており、口からボロンと舌を露出させ、鼻もツンと上を向いている。→”突起物” 身体はむっちりとしていて肉感的な魅力がある などと!
ここで正しいチーバくんの情報を見てみましょう。
八幡…大丈夫か?笑
そしてそして石川博品先生のあとがき。冒頭が「やっぱり男のパンツは最高だよ。」から始まり、「ところで戸塚ってどんなパンツ穿いてるのかな。」で終わるのですが、物語の内容に一度も触れていないどころか、謝辞すら…w いいんですよ、別に、あとがきは好きなことを書いていい場所ですし… でも申し訳ないですが私は男性のパンツに興味はありません。
こんなあとがき見たことない!
「将棋はとっても楽しいなあ!!!」著:さがら総 挿絵:ももこ
はい。どこかーで見たことあるよーなタイトルですねー^^
どのくらいの方が知ってらっしゃるかは存じ上げませんが、、さがら先生ほんっと将棋好きですねw
内容としては、奉仕部に「将棋部の雰囲気を変えて欲しい」という依頼がくる。なんでも、わきあいあいとやっていた将棋部に突如全国レベルの転校生がやってきて、伝手でガチな顧問を読んだ結果、みんながガチり出して弱い奴が自然に排除されていって将棋を指してもくれなくなってしまった。って感じです(説明超適当)。
依頼を受け、八幡は将棋部に入部すると言い出し、入部の条件である部員の5人に勝つというお話です。もちろん真っ向から勝てるはずもなく、反則勝ちで……
にしてもゆきのんが将棋を知らないっていう設定は笑った。やりたい放題じゃねえかw
「雪ノ下雪乃と比企谷八幡の、期せず生まれた初舞台」著:天津向 挿絵:うかみ
おお!こうきたか!と思わせるような漫才の話でした。八幡は八幡らしく(割と適当に)漫才に向き合い、雪乃は雪乃らしく(至って真面目に)漫才に向き合い、向は向らしく漫才の話を描き。
平塚先生が勝手に請け負ってきた、幼稚園児に向けてお笑いライブをやると言う内容ですはい。ラストは全部うんこうんこうんこに持っていかれた。うんこ。
うんこのせいで感想がうんこになっちゃうよ…ゆるさない。指折るぞ。
「いつしか雪ノ下雪乃の髪は、あの日の風に揺れる。」著:水沢夢 挿絵:春日歩
水沢夢先生…怖いよ…ツインテール愛が過ぎて怖いw「ツインテール」って単語が俺ガイルの原作で出てくる何巻何ページに出てくるかしっかりチェックしてるとは…
お話としては、
ガハマ「あれれ?ゆきのん白髪あるよ?抜いたげるー」
ゆきのん「あら、そう‥ありがとう」
ガハマ「あれあれ?ゆきのん、白髪あるよ!こっちにもある…」ブチブチ
ゆきのん「あら…そう……」(´・ω・`)
→ずっと同じ髪型だと髪にもストレスがかかっちゃうからちょっといろいろ髪型変えてみようよ!
いやこの流れは強い!どういう流れでツインテールさせるのかと思ってたけどこんなに自然なツインテールへの持っていき方はさすがプロです…!!
あとツインテールがきでの渡先生とのエピソード、いいですね!b
「そして、雪ノ下雪乃(29)は問い直す」著:裕時悠示
まさにifの、コールセンターでのストーリー。松ヶ谷七介、弓浜優梨、葉岡有人、相撲勝美、まるでどこかの誰かとどこか似た名前のかなり似た性格の登場人物たちが繰り広げる、大人なのにどこか大人じゃないような、奉仕部での依頼でのやり取りのような。そういう感じのお話です。
あとがきから読んじゃったので、包茎の話がいつ出てくるのかそわそわしていたのですが、満を持してばばーんと。からくりを知ったときはなるほど納得!と思いました。みなさんは銀行の取り立てのコールセンターにお世話にならないように、罵声を浴びせるような人間にはならないでくださいね。
確かに、なんかの商品とかサービス調べたら、一気に一時的にそれの広告になるんですよね…いやもうその用事終わったから!とか、その商品諦めたのに…とか、端から買う気のない商品まで広告出るし…
まあこの話はいいでしょうw
追記))
さっき気づいたのですが、GA文庫より裕時悠示先生の著作「29とJK」とかなり類似した内容ですね!正確に言うと類似はしてないんですけど、「29とJK」は自動車保険会社のコールセンターでのお話なんですよ。そして主人公が29歳。会社の社長の孫娘(JK)とお付き合いする(?)話なんですけど、もうおわかりですよね?
「斯く(かく)して、彼の前に新たな敵は現れる。」著:渡航
はい、トリの原作者渡先生です!
私:ん?語り手が男?だとすれば…八幡かな。でも妻と娘がいる…妻が怖い…長女も怖い…次女も怖い…となると八幡が雪乃ちゃんと結婚して子供が2人できたあとの話ってこと…?
→読みすすめる
これ雪ノ下父の話じゃん!?
こんなの書けるの原作者しかいないし書こうと思うのも原作者しかいないわ…しかもたぶん誰も予想してなかっただろうに。
内心がすっごい笑っちゃってwやっぱお父さんって娘のこと好きなんかなーでも父の威厳とやらがあるから落ち着いて話さないといけなくて、大変ですね…。お父さん、婿養子でお母さんに頭上がらないんですね。
両親の前でのゆきのん&はるのんが新鮮でよかったです!おとうさんも可愛く見えてきたw原作では存在しか登場してなかった気がしますが。
あとがき…アイカツ好きなんだなぁw
あとがき
あとがきです。短編集の感想ってなかなか書きにくいことに気が付きました。それぞれのストーリーで感想の長さがまちまちになってしまうのもちょっと悩みどころです。
どうでしたでしょうか。これを機に新しい作家さんやイラストレーターさんに出会えた方も少なくないはずです。新しいことを知ることができるのは幸せだと思います。あなたの読書生活やオタク生活が良きものになりますように。
これはアンソロジー1の感想でしたが、恐らく気が向いたら2、3、4の感想も書くと思います。(思います。)
最後になりますが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。ではまた。