10代女子が男性向けラノベ・マンガ・アニメの感想を中心に運営していくブログ

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妹さえいればいい。⑭&妹さえいればいい。カントクARTWORKS 感想(ネタバレあり)

妹さえいればいい。14(完結)巻(著:平坂読 イラスト:カントク 発行:ガガガ文庫)

 お久しぶりです。13巻の感想は志半ばで放置してあります。。いつか書くかもしれないし永遠に書かないかもしれないです。お察しください。

 他の記事はネタバレOKの未読の方にも向けて書いてたんですけど、この記事に関しては読了後に読んでください!なぜかというと作品を読み進める際の驚きが失われてしまうからです。平坂先生のされたかったことが読者に反映されないことはとても悲しいです。だから今すぐ未読の方はこの記事を読むのをやめてください。買ってない方は買ってください。リンク貼っておきます

www.shogakukan.co.jp

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有償タペストリー、原稿用紙なしver.にしてほしかったなw

 

 公式あらすじ

青春ラブコメ群像劇の到達点、堂々完結!!
「アンチも編集者も俺以外の売れっ子も全員爆発しろ!」作家としてブレイクし、愛する人と結婚し、父親となっても、人は(特に作家は)そう簡単に聖人君子のように生まれ変わったりはしない。羽島伊月は今日も荒ぶりながら小説を書く。そんな彼を生温かく見つめる妹の千尋も、報われない片想いにいい加減疲れていて――。伊月、千尋、京、春斗、那由多、アシュリー、海津、蚕、刹那、撫子……時を経て大きく変わったり変わらなかったりする主人公達が、それぞれに掴む未来とは!? 青春ラブコメ群像劇の到達点、堂々完結!!

↓編集部ログ↓↓

blog.gagagabunko.jp

 

 

感想

ちょっと今回はだらだらと感想を書きたいように垂れ流します

”わかる!”と思いながら読んでいただける部分があれば幸いです

 

泣いた

 ほんと泣かされた。泣いて笑って泣いた。これで伝わる人いるかな?笑

 本編読み終わるじゃん、伊月かっこよ…妹さえ最高…って泣いて綺麗(?)に終わる。終わる!?いや半分くらい本残ってるぞと。あとがき入る。あ、なるほどあとは番外編ね納得とわくわくしながら読み始める。なんか重い。宙と優羽が重い。中学生でそれって闇抱えすぎじゃね。おっぱい。栞ちゃん栞ちゃんでちょっと黒歴史ポジw

 んで、平坂先生嘘つきやな!私たちを騙した罪は大きい。軽い気持ちで読んでしまったらまんまと騙されて番外編と称した本編で2度目泣かされる。

主人公

 私が一番考えさせられたのは、自分が主人公の物語って心底おもしろくないだろうなってことかな。おもしろいってのがどういう価値観なのかいまいち難しいところだけど、物語の主人公は主人公なんだよ。(何言ってるんだ)一概に「主人公ってこういうの!」っていうのは今考えてぱっとは思いつかないんだけど、なんというか、まっすぐであってほしいなと。かっこいい憧れられる主人公としての生き方ができたらいいな、と少し生活態度を改めたかった() それは今すぐ変えられる人ももしかしたらいるかもしれないけど、心の中に常に持っておくことで何かが変わるって信じてます。信じたい!

 そしてもうひとつ。登場人物紹介のところで「羽島伊月:主人公。」「羽島千尋:主人公。」「白川京:主人公。」といったようになっていたのに「羽島和子:伊月の妻。」となっていたのが気になりました。まず羽島和子誰って一瞬なってしまったwあーそうそう可児那由多ちゃんのことねって。それで、なゆちゃんも今まで他の人物と一緒に群像劇してたのに、どうしてなゆちゃんだけ主人公って書かれてなかったの?????めっちゃ気になってきたぞ絶対意図があるはずだあとでアンケートに書いておこう ここで考察でもしておくのがいちブログ主としての使命なんですかね えっと、本編でも若干触れてたと思うけどなゆちゃんの目標は伊月で、結婚してもう満たされちゃったから…ってところなのでしょうか?

 ついでに「土岐健次郎:主人公。」って、あとから見てそんな14巻で大きな動きあったかな…私が忘れてるだけ?あと、登場人物を紹介のところに全員書いてないところとか意味深すぎる…先生にお話を聞きたい…できることなら…! 

3年後とか

 口絵。千尋。お酒。子供。千尋に似た子。なゆ。アシュリー。

 何が言いたいかっていうと、口絵で想像がふくらむふくらむ!千尋ちゃんお酒飲める歳になったんやねって。すごい言葉吐いてましたねw

 なゆとアシュリーさんがママ友!!アシュリーさん、最初はめっちゃ好感だだ下がりだったけど(残念おばさん系な意味で)幸せになってくれてよかった!

 


 表紙の話もしておきます。14巻の表紙は1巻の表紙とおんなじ構図とのことで、並べてみました。

 伊月、良い感じに大人になってる。ほうれい線で雰囲気出てる

 なゆちゃん、超幸せそう。その笑顔天使よ…男の子生まれたんやね、だいぶ母親ゆずりなんね

 京ちゃん、オーラは変わらないけど雰囲気は大人になってる

まあこれは私がいちいち言わなくったってわかりますよね~!

 

10年後

子供たち。怖いお姉さん。

 いや怖いお姉さんマジ誰!!怖いの苦手だからとらのあなで買わなかったかんね!?

ビビるわーwまあ夢落ちの話なんだけどw

 まさかの高科勇真めっちゃ活躍してるやん あとさっきも言ったけど闇。新たに青春群像劇このメンツで描けそうな勢いで内面書きこんでくる平坂先生パないです。

 

 

平坂読先生と、この作品

 メタ発言が多い。あとちょいちょい嘘つき(笑)

 「渡航」という作家や「カントク」という神絵師が作中に登場するじゃないですか。平坂先生だから許されるんだろうなー、なんてw

 めっちゃ言いたかったことの一つとして言っていいかわかんなかったんですけども、千尋が男のフリをしていたのが、はがないの幸村(平坂先生の前作『僕は友達が少ない』の登場人物、楠幸村)と一緒じゃん!?って思ったことです。事情はさっぱり違うし少なくとも一緒ではないんですけど、意識しました?って聞きたい。はがない読者はきっと思ったはず。むしろそうであってほしい。まあそういう事情をマジできっちり考え込んであるところもすごいよなぁ(つくづく)

 嘘つきっていうのは、おふざけのとこですけどw「銀髪美少女作家平坂読」あと14巻のなかがきはちょっと根に持ってるw

 あと、平坂先生はあくまでMF作家さんだからガガガチャンネルに出られる可能性はないし、ついでに謝恩会もKADOKAWAの方に出席されてて、今後の活動がとても気になります。

 

 

妹さえいればいい。カントクARTWORKS 感想

 本編を読んで完結させたくないという(謎の)思いがあり、画集を先に読み始めたのですが、画集のキャラデザのところでもうちょいちょいネタバレくる!ああ、青葉ちゃんは未来でおっぱい成長するんだな、とか。結局ネタバレ食らいたくないので途中で画集は断念して本編を読んだ後に画集読み終わったわけですが。

 キャラデザのところにカントク先生のコメントあるのめっちゃいいしカラーイラストのところにキャラクターたちの会話書いてあるのめっちゃいいし!こんなん見たことない!あとね、ラノベの口絵って紙がつるつるしてるじゃないですか。画集はまた違った紙に印刷されてるわけで。いいんですわそれが…この良さに気づいてない方はぜひもう一度読み直してください。あと、全キャラデザをカラーで見られるの私的に超ポイント高い。やっぱカントク先生神だ…

 インタビュー記事。↓↓↓↓ここには画集に載ってないインタビューも掲載されているようなので未読の方は読んでください。

ln-news.com

 仲が良いというか、お二人ともキャリアがあって岩浅さんの言葉をお借りするなら「最強の作家と最強のイラストレーターのタッグ」の対談が読めて最高です…私インタビュー記事読むの好きなの。

 画集の表紙の背景描き込まれてて、仕事の丁寧さを感じます。

あとがき

 ここまで読んでくださいましてありがとうございます。かなり言葉の乱れがありましたし、結構読みにくいとは思いますが寛容にお受け止めください。

 まだ一度しか読んでいないため、書きたくなったら追記します。もしよければしばらくしてもう一度この記事を読みに来てくださる方がいれば嬉しいです。

 

 最近全然記事を更新していないのにも関わらずブログの閲覧数がだいぶ伸びていて感謝です。「妹さえ 感想」でググって自分の記事がトップページに出るとか最高やんけ! 

 ではまたどこかでお会いしましょう!